2022年9月30日

情報セキュリティインシデントに関するお知らせ

この度、シャングリ・ラ グループのITネットワーク上において不正な活動が判明いたしました。なお、判明後、直ちにサイバーフォレンジックの専門家に調査を依頼し、問題を封じ込めております。この度の調査の結果、2022年5月から7月にかけて、脅威アクターが巧妙な手口でシャングリ・ラのITセキュリティ監視システムを回避して、検知されることなく、以下ホテルの宿泊客情報に不正アクセスをしたことが判明いたしました。

 

  • アイランド シャングリ・ラ 香港
  • ケリーホテル 香港
  • カオルーン シャングリ・ラ 香港
  • シャングリ・ラ アパートメント シンガポール
  • シャングリ・ラ シンガポール
  • シャングリ・ラ チェンマイ
  • シャングリ・ラ ファーイースタン 台北
  • シャングリ・ラ 東京

 

なお、これらのデータベースから特定のデータファイルが流出したことは調査で確認されましたが、流出したデータファイルの正確な内容を確認することはできておりません。今回のインシデントの影響を受けたホテルのデータベースには、お客様の個人情報が含まれておりましたが、パスポート番号、ID番号、生年月日、有効期限のあるクレジットカード番号の情報は暗号化によって安全を確保しております。なお、個人情報を悪用されたことによる被害を受けたという報告はございません。

 

また、当社の予約および業務への支障はございません。当社ネットワークのセキュリティをさらに強化するために、必要な措置をすべて講じております。影響を受けたホテルのお客様には、直接ご連絡を差し上げますとともに、関係当局にも報告しております。

 

お客様をはじめ、関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます。

よくある質問集

1. 本インシデントを最初に知ったのはいつですか、また、不正アクセスはいつ発生したものですか。

弊社は、2022年7月に初めてITネットワーク上で不審な動きがあることに気づきました。直ちにフォレンジック調査専門家に調査を依頼し、問題を封じ込めました。

調査の結果、2022年5月から7月にかけて、巧妙な脅威アクターがシャングリ・ラのITセキュリティ監視システムを検知されずに回避し、アジア地域の複数の弊社ホテルのゲストデータベースに不正アクセスしたことが判明いたしました。


アイデンティティ・モニタリング・サービス

日本は、国内法ならびに規制によりエクスペリアンス社のサービス対象範囲外となります。

1. Experian(エクスペリアン社)のIdentityWorksSM、何を監視し、どのように機能しますか。

エクスペリアンは、ウェブ、ソーシャルネットワーク、公開データベースなど、お客様からご提供いただいた個人情報を監視することができる、第三者によるアイデンティティ・モニタリング・サービス(ID監視サービス)プロバイダーです。